4684071998年3月期シンプレクス・リスク・マネジメント(現シンプレクス)を設立2005年3月期東京証券取引所市場第二部に上場2002年3月期JASDAQに上場2006年3月期東京証券取引所市場第一部に上場2014年3月期MBOにより東京証券取引所市場第一部上場廃止2022年3月期東京証券取引所市場第一部に再上場(現東証プライム市場)98/3期99/3期00/3期01/3期02/3期03/3期04/3期05/3期06/3期07/3期08/3期09/3期10/3期11/3期12/3期13/3期14/3期15/3期16/3期17/3期18/3期19/3期20/3期21/3期22/3期23/3期24/3期25/3期 (見通し)8MBOによる上場廃止以降を第二創業期として位置づけ、当初4年間は、プロアクティブなコンサルティングセールスを徹底することで、成長の踊り場に至っていた金融フロンティア領域のブレイクスルーを果たしました。後半4年間は、金融フロンティア領域で獲得したキーテクノロジーを発展させ、対象顧客を金融機関に限定しない複数の新規ビジネス領域に進出しました。さらなる成長を遂げるため、顧客企業の収益向上にテクノロジーが大きく貢献する事業領域を「クロスフロンティア領域」と新たに定義するとともに、2021年9月に東京証券取引所市場第一部(現東証プライム市場)に再上場しました。第一創業期と上場 [1998年3月期~2010年3月期]業績停滞とMBO [2011年3月期~2014年3月期]第二創業期と再上場 [2015年3月期~2022年3月期]私たちの変革の軌跡を語るうえで欠かせないのが、成長路線への回帰を目指して2013年に実施したMBOに伴う株式の非上場化です。MBO以降を第二創業期として位置づけ、金融フロンティア領域のブレイクスルーと、新規ビジネス領域への進出に注力することにより、上場廃止から8年間でドラスティックな変化を遂げ、現在に至っています。シンプレクスは、1997年9月に設立されたシンプレクス・リスク・マネジメントを起源として、 金融機関の収益向上をテクノロジーの側面から支援する「金融フロンティア領域」に特化したシステム開発事業を展開することで、顧客層・提供ソリューションを拡充し、堅調に業績を伸ばしました。2002年2月にJASDAQ市場に上場したのち、2005年9月には東京証券取引所市場第一部に上場しました。株式上場後も、2010年3月期まで着実な業績成長を続け、金融フロンティア領域における国内トップブランドとしてのポジション獲得に向けて、力強い成長を遂げました。*1 2011年3月期から2017年3月期の売上高については、2010年8月から2016年6月にかけて連結対象子会社であったバーチャレクス・コンサルティング社分を除いて記載しています。*2 2017年3月期より国際財務報告基準(IFRS)により作成しています。しかしながら、2010年3月期を境に減益基調となり、抜本的な構造改革を実施しない限り、今後の持続的な成長は、極めて不透明といわざるを得ない状況となりました。このようななか、中長期的に持続的な企業価値を向上させていくためには、MBOの手段により株式を非上場化し、一貫した方針の下で迅速かつ大胆に経営改革を実施できる体制を構築する必要があると考え、カーライル・グループの支援の下、株式公開買付けを行うことを決定しました。本公開買付け終了後、2013年10月に東京証券取引所市場第一部の株式上場を廃止しました。売上高/売上収益*1 *2単位:億円変革の軌跡
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