Simplex Integrated Report 2024【統合報告書】
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ESGSimplex Integrated Report 20247シンプレクスグループについてビジネスモデル成長戦略マテリアリティと主要リスクデータ金子 英樹代表取締役社長CEO起業家から事業家への飛躍にかける思い中計2027の初年度にあたる2025年3月期の営業利益として、シンプレクスグループは創業来初となる営業利益100億円超えの目標を掲げています。自ら起業した企業で営業利益100億円を恒常的に達成している経営者は、日本で数十人に満たないと認識しています。私自身、あまり個人的な目標を定めることのない人間なのですが、営業利益100億円を恒常的に生み出せたときに、初めて自分は「起業家」から「事業家」へと飛躍できると感じています。そういった意味で、営業利益100億円の達成はVision1000の通過点でありながら、個人的にはとても重要視している数字です。私個人のストーリーではありますが、2025年3月期は、起業家から事業家へ飛躍するための重要な1年になると心構えをしています。株主・投資家の皆さまに対する経営者としての責務は、持続的な成長と高い収益性を目指すことにほかなりません。中計2027で示した業績目標数値はコミットメントであり、達成できなかった場合には、経営者としての責任をとる覚悟をもっています。株価においても、中計2027で示した売上収益や営業利益の平均成長率を勘案したうえで、ボラティリティが一定の幅に収まるように、今後も透明性や継続性を基本としたIRを展開することを心掛けていきます。収益を上げ、成長を続ける源泉はイノベーションにあります。そのイノベーションを生み出すために必要なのは、社員の創造性です。クライアントをハッピーにすることに情熱を注ぎ、仕事を通じて達成感を得ることに喜びを感じる、そんな人材市場トップ10%の人材の採用と育成に、今後も注力していきます。最後に、イノベーションの創出に向けて尽力するすべての社員に感謝するとともに、株主・投資家の皆さまの継続的なご支援にもお礼を申し上げます。

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