― 経験豊富なコンサルタントを惹きつける魅力はどこにあるのでしょうか最大の魅力は、最先端テクノロジーに基づいたDX特化型の戦略立案と実行支援を一貫して行える点です。多くのコンサルファームでは、戦略策定以降の工程を他のベンダーに任せるのが一般的です。そのため、コンサルタントが自ら描いた戦略が顧客ビジネスの成功に実際に貢献する過程を見届ける機会が限られています。一方、クロスピアでは、グループ会社であるシンプレクスの技術力を最大限に活用することで、最先端テクノロジーを具体的なユースケースに落とし込み、収益化の設計とビジネス化を支援することができます。PoCを活用して戦略の有効性を早期に確認し、実行フェーズへの移行を確実に進められる点も特筆すべきポイントです。また、前例のないビジネスモデルに対して、プラットフォームをゼロから構築しなければならないプロジェクトにおいても、高品質かつスピーディーに対応できます。加えて、マーケットの変化や競合の動きに適応しながら、顧客ビジネスを伴走支援することも可能です。このように、一般的なコンサルファームの支援範囲を超え、顧客ビジネスを最適化する過程で得られる手応えと達成感が、コンサルタントにとっての大きな魅力となっています。さらに、裁量権の大きさも魅力の一つです。大手コンサルファームの場合、所属組織やタイトルによって機能や役割が限定されていることが多く、ストレッチできる機会があったとしても、組織構造上チャレンジしにくい環境にあります。一方、クロスピアは、裁量権が大きく、挑戦できる環境を用意しています。また、外資系コンサルファームで研鑽を積んできた経営陣のリーダーシップによって醸成されたカルチャーや、十分にアップサイドを狙うことができる報酬体系も相まって、領域拡大をリードするコンサルタントの獲得に成功しています。ESGSimplex Integrated Report 202421ビジネスモデル成長戦略シンプレクスグループについてDX特化型の戦略立案と実行支援を展開― 具体的なDXプロジェクトについて教えてくださいクロスピアが提供する戦略/DXコンサルティングでは、テクノロジーが絡まない打ち手などほぼ存在しないといっても過言ではありません。だからこそ、AI・UI/UX・クラウド・web3に代表される最先端テクノロジーの具体的なユースケースを考え抜いたうえで、戦略立案から実行支援までを展開できる点がクロスピアの大きなアドバンテージとなっています。クロスピアの創設により、顧客マネジメントに直接対峙できる存在になったことで獲得できた象徴的な案件として、SBIホールディングスおよびSBI証券との資本業務提携があります。日本の証券業界の未来をデザインする気持ちで、単なる業務委託・受託関係を超え、双方のリソースとノウハウを結集してシステム開発案件やその体制構築を推進しています。これはまさに、我々が目指すDXを具現化した取り組みです。（▶Page 22 事例紹介）さらに、クロスピアはシンプレクスと共に、最先端テクノロジーのユースケースや顧客ビジネスのマネタイズチャンスへの適用を常に模索しており、さまざまな取り組みを発展させてきました。代表的な事例として、プレスリリースでも公開したサンリオピューロランドの動員予測AIシステムがあります。テーマパークへの来場者数の予測精度を高めることで、スタッフの配置やショーの編成、レストランの食材発注等を適切に行い、提供価値を高めつつ、効率的な運営を支援しました。この事例では、クロスピアのコンサルタントとシンプレクスのデータサイエンティストが協力し、PoCから構築後のブラッシュアップまでを実施しました。他社のコンサルファームでは、一気通貫の実現が難しい案件だったといえます。このように、最先端テクノロジーで新たなチャレンジを行うことで本質的なDXの実現を目指す企業からビジネスパートナーとして選んで頂いています。そして、それは社会的な価値の創出につながっていると確信しています。マテリアリティと主要リスクデータ真のビジネスパートナーとしての責任― 最後に、今後の展望についてお聞かせくださいコンサルティング業界において後発で成功を収めるためには、顧客ビジネスの成功に対する強いコミットメントが重要となります。DX支援を謳っているコンサルファームも多数ありますが、シンプレクスグループが積み上げてきたテクノロジーに関する本質的な強みを他のファームがキャッチアップするには、膨大な年月と実績が必要となることは間違いありません。シンプレクスグループでは、Vision1000の達成に向けた領域拡大を推進するべく、中計2027において、戦略/DXコンサルティングを最大の注力領域として位置付けています。今後もクロスピアでは、中途採用とグループ内出向によるコンサルタントの増強を推進していきます。さらに、比較的小規模ながら高度な専門知識やサービスを提供するブティックコンサルファームの買収についても、重点施策として推進していきます。真のビジネスパートナーとは、時代や環境の変化に柔軟に対応し、顧客企業の課題に寄り添いながら、その成功に伴走する存在だと信じています。これからもクロスピアは、顧客企業と共にビジネスの成功を目指して走り続けていきます。
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