275407349305701020IT業界平均2013年~1997年~2021年3月期2022年3月期2023年3月期2024年3月期15IT業界平均は、2023年6月29日に発表された経済産業省企業活動基本調査「2022年企業活動基本調査確報-2021年度実績-」の2021年度の「ソフトウェア業」の売上総利益÷売上高で当社グループが算出しています。出所:経済産業省企業活動基本調査「2022年企業活動基本調査確報-2021年度実績-」シンプレクスグループ戦略⁄DXコンサルティング2021年~非金融ソリューション金融ソリューション戦略⁄DXコンサルティング非金融ソリューション金融ソリューション28.0売上総利益率の比較(%)ビジネス領域別売上収益(億円)ビジネス領域別売上構成比(%)最重要KPI付加価値の高さを測る売上総利益率が最重要KPI私たちは持続的な成長と高い収益性の実現に向けて、売上収益、売上総利益率、営業利益を重視するとともに、なかでも売上総利益率をもっとも重要なKPIと位置づけています。その理由は、労働集約型のIT業界やコンサルティング業界において、売上総利益率こそが以下の3つの観点の実現度合を示す指標だと考えるためです。ー エンジニア・コンサルタントの質が他社よりも優れているー 生産性向上の仕組みが整備され、機能しているー 顧客企業からの支持を得ているシンプレクスグループの業界屈指の売上総利益率の高さは、これらすべての実現度合が高いこと、すなわち、顧客企業に提供するサービスの付加価値が高いことを客観的に証明しています。加えて、2013年以降に進出した非金融ソリューションの売上比率が増加しているなか、業界屈指の売上総利益率を維持している事実は、新たなビジネス領域でも着実に「再現性」を発揮できていることを示しています。さらに、私たちは資本効率を意識した経営に取り組んでいることから、重要な経営指標の1つとしてROE目標を掲げ、資本効率の向上に貢献する株主還元についても、キャピタルアロケーションにおける重要施策として認識しています。(▶Page 24 CFOメッセージ)42.9
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